ロック ポップス ブルース メタル レゲエ
ジャンルは色々ありますが、皆さんはどんな音楽を聴いていますか?
俺は最近ラップがお気に入りです。
これまであまりラップというものに関心がなかったのですが、ラップバトルを取り扱った人気アニメ『ヒプ〇シスマイク』の影響で聴くようになりました。
ライム(韻を踏むこと)満載のスタイリッシュなリリック(歌詞)
MC(ラッパー)同士のアツいラップバトル
特殊なマイクを用いた敵への直接攻撃
いやぁ、ラップってカッコいいですよね!
最後のは『ヒプ〇シスマイク』限定ですけど…
もうお気づきのことかと思いますが今回紹介するのはラップバトルをテーマにしたAVです。
【ヘンテコAV図鑑 FILE.15】少子化の解決にも良さそうな素晴らしい新法が成立?
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オマ●コくぱくぱぁ淫語マンビラップバトル
『ヒプ〇シスマイク』といえばトンデモ描写で有名ですが、このAVはそれ以上にトンデモないです。
流石の『ヒプ〇シスマイク』も主要キャラクターが性器を露出したりオナニーしながらラップを披露したりはしませんからね。
…というかそれではアニメを放送できないです。
作品タイトル・パッケージ・サンプル動画を見ればわかると思いますが、本作は女性MCがフリースタイルラップバトル(マンビラップ)をしながらオマ●コをくぱぁとやったり、オナニーしたり、レズHをするという内容です。
「意味が分からない」って?
そりゃあそうでしょう。
こんな説明では到底物足りない程にマンビラップは奥が深いのです。(オマ●コだけに)
企画者としての先見の明、語らにゃ紹介者としての先は無ぇ
本作の企画者の発想には本当に驚かされます。
「ラップバトルをしながらマ●コを拡げたりオナニーしたりするのどうですか?」
とか企画会議で言っていたのでしょうか?
割とガチで当時の企画会議の様子が気になります。
こうして本作が発売されているということは企画会議の他の参加者が「それでいこう!」ってなったということですし。
更に驚かされるのは本作の先進性ですね!
本作と同じくトンデモラップバトルが人気を博した(?)『ヒプ〇シスマイク』の発表・関連商品の発売よりも先にこのようなトンデモ作品を企画・制作し発売しているのは凄いです。
ちなみにこの『オマ●コくぱくぱぁ淫語マンビラップバトル』の発売が2016年05月26日。
それに対して『ヒプ〇シスマイク』のプロジェクト始動が2017年9月2日、キャラクターCDの発売が2017年10月25日からなので、トンデモラップバトルものとしては本作が1年以上先駆けていることになりますね。
という訳で『オマ●コくぱくぱぁ淫語マンビラップバトル』はトンデモラップバトルのパイオニアと言えるのではないでしょうか?
クオリティが高く盛り上がるラップバトル
シコリティが低く盛り下がるボッキペニス
本作でクリ拡げられる………じゃなかった
本作で繰り広げられるラップバトル、披露されるリリックは中々にクオリティが高く、単なるおふざけやネタにとどまらない程の完成度です。
あくまでも台本ありきのAVなので流石にガチのフリースタイル(即興)ではないとは思いますが、それでも出演女優さんのセンスや努力が感じられます。
リズミカルに淫語を繰り出す女優さんたちのラップには、ついつい聴き入ってしまう魅力があります。
と、言ったようにラップのクオリティは良いのですが、AVとして致命的な欠陥を抱えているのです。
致命的な欠陥、それは…
"あんまり抜きどころがない" ことです。
淫語を多分に含んだリリックもオマ●コくぱぁも公開オナニーも確かにエロいです。
ですがそれらだけで抜けるかと言うと…難しいでしょうね。
HシーンはレズH(それもごく一部)だけで、男女の絡みは一切ないです。
レズもの好きならそれだけでも満足できるのかもしれませんが…
というか、勝ったら(あるいは負けたら)男性オーディエンスとHではダメだったのでしょうか?
その場合はエロ要素偏重になって折角のラップ要素がおざなりになってしまうのかなぁ?
それに、勝ったらHの場合は勝ち上がった女優さんばかりがHすることになるし、負けたらHの場合は優勝した女優さんのHが一切見れないし…うーん、難しいですねぇ。
………それはさておき、本作のシコリティがとても低いことは確かです。
本作がAVというものに実用性を求める人にはオススメできる作品ではないことは断言できます。
そういった人は本作には手を出さない方が良いでしょう。怖いもの見たさでもない限りは。
尤も、AVに実用性を求めない人の方が珍しいでしょうけど。
そういえば、FANZAの商品ページに月刊DMMの五反田氏による面白いコメントが載っていました。結構参考になるコメントなのでそれも紹介しておきたいと思います。
『死霊の盆踊り』というホラー映画がある。自称・死霊の女たちが裸で踊るだけの内容で、エロにしては雰囲気がゆるすぎるし、ホラーにしてはオモシロが過ぎるし、「なんだこれ?」感が強すぎるあまり、逆に伝説扱いされているという映画なのですが、このAVには、「これはAV界の『死霊の盆踊り』なのでは?」と思わせる何かを感じる……。そもそも「マンビラップ」ってなんだよ?? 本作は女たちが淫語を駆使した「マンビラップ」でぶつかり合うという、明らかに某人気番組を意識したコンセプト。6人の「マンビラッパー」がトーナメント形式で競い合うのですが、注目なのが、なかなかリリックのクオリティが高いところ。「変態はここでサヨナラ敗退 私のマンコで性欲挽回」 ……となかなか韻を踏んでくる。ラップなんてただでさえ口汚いものなのに、それが「マンビラップ」となったらもう大変!「カリでウンカスマンカス掻き出しセンズリ カスマラザーメン吐き出し マンコとクソ穴もう限界」さすがに下品すぎるだろ! ただ本家と同様、熱い展開も……。ヤンキー系のユイと、風呂入ってないのが売りの「変態の天才」ALICEのバトルで、司会者から道具を使うか尋ねられたALICEは、速攻で挙手。電マを求めましたが、一方のユイは「私は結構」。そして胸の谷間からニンジンを取り出し、「変態のお前のために、これ持ってきたからよ!」と野菜オナニーをスタート。変態性で「天才」ALICEにも負けないプレイに挑み、ALICEも「燃えるねぇ!」とニヤリ……。なんだこの展開。でも悔しい、なんか燃える! マンコやアナルをカメラに向かってガバッと広げてくれるものの、絡みは最後の最後にレズがあるだけで、ほぼゼロ。あとスタッフが普通に映り込んでいる。さすがにゆるすぎないか? これはAVとよんでいいものなのか? などなど、さまざまな疑問が頭に浮かび、思考がふわふわになった結果、最終的にはIQがめっちゃ下がる。とりあえず「AV」に対するイメージが広がることは確実。この奇作が単なる「『フリー◯タイルダンジョン』のパロディ」として一時的に話題になるだけで終わるのはあまりにももったいない。それこそ『死霊の盆踊り』のように、珍AVの秀作として末長く語り継がれてほしい! だからチェケラ! YO! (月刊DMM - 五反田)
『オマ●コくぱくぱぁ淫語マンビラップバトル』FANZA商品ページより抜粋
何という冷静で的確なレビューなんだ!!
"AV界の『死霊の盆踊り』"
いやこれはホントに五反田氏の言う通りですよ。
抜ける抜けないは別として、ヘンテコAVとしては本作はかなりの出来です。
「つまらねぇなこれ(笑)」「ワケわかんねぇなこれ(笑)」って感じでつまらなさや意味不明さをネタにできる心のゆとりがあれば楽しめる『死霊の盆踊り』と方向性としては似ていると思います。
他に類を見ない独特な魅力を持ったハマる人はハマるであろう作品なので皆に観てもらいたいけれども気軽にオススメはできないこのもどかしさ…エド・ウッド作品に通じるものがあります。
エド・ウッド作品はもっと独特でアレな出来ですが。
ちなみに俺は『オマ●コくぱくぱぁ淫語マンビラップバトル』もエド・ウッド作品も好きですよ。
このAVは中々にアレ、気になったなら堂々と買え
ここまでに語ったように本作は良くも悪くもかなり独創的でクセが強いAVとなっています。
先程も書きましたが実用性を重視する人には全くもってオススメできない作品であり、抜き目的で買えば間違いなく損をするでしょう。
ですが、抜ける抜けない以前にこの手のアレ(意味不明・誰得)なAVが好きな人にとって本作はかけがえのない1作となることは確実です。正直言って超オススメです。
さぁ、如何でしたか?
この記事を読んでマンビラップに興味が湧いてきたんじゃないですか?
少しでも気になったのであれば本作を買って観てみましょう!
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