"人間便器"
そう聞いて大半の人がイメージするのは調教の果てにセックスの道具となってしまった女性、つまり "肉便器" のことだと思います。
しかし、今回紹介する作品に関して言えばそのイメージは半分正解であり半分はハズレと言ったところでしょうか…まぁ、見てもらった方が早いですね。
【ヘンテコAV図鑑 FILE.30】AVは芸術だ!芸術は爆発だ!!つまるところAVも爆発だ!!!
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究極の男尊女○の世界シリーズ 人間便器
うん!これはまさに人間便器だ!疑いようもない!
…って感じですよね。
いやぁ、良いんですかね、これ?
異世界を舞台としている旨をパッケージや映像内でアピールしているとはいえ、その手の活動家に怒られやしないかとドキドキしますよ。
人間便器とは?
作中世界において成人となった女性は選別の末に人格矯正プログラムを受けることとなります。
人格矯正プログラムを経て、男性への奉仕のために姿を変えた女性たち…それこそが "人間便器" なのです。
感情はおろか人格さえ奪われて道具と化した女性たちの姿はどことなく哀愁が漂っていて観る者の涙を誘う…かも?
人間便器の作り方
この項目では女性が人間便器となる流れについて詳しく書いていこうと思います。
人によってはエグく感じる内容かもしれないので閲覧の際はご注意の程をお願い致します。
招集
まず成人を迎えた女性が集められます。
ハッキリ言って女性のヴィジュアルはピンキリ…しかし、その辺が生々しくて良いですね。
©ROCKET
過酷な運命を前にしながらも皆一様に楽しそうにお菓子を食べつつ談笑していますが、それは何の為に集められたのかは女性たちには知らされていないからに他なりません。ある意味では彼女らの「最後の晩餐」と言ってもいいでしょう。
しばらくすると一人ずつ呼び出しが掛かり、選別が始まります。
選別
別室に連れてこられた女性は高圧的な態度の選別担当者によって簡単な質問をされ、その後は身体を弄られ調べ上げられることになります。
しかしながら、女性たちの中には反抗的な態度をとる者もいて…。
教育
選別を終えた女性たちは人間便器としての第一歩を踏み出します。
牢に閉じ込められ、まるでヨガの如く「便器のポーズ」をとらされ―
またしても身体を弄られたり、男性のアナルの臭いを嗅がされたりと屈辱的な扱いを受けることに。
設置
「招集→選別→教育」といった過程を経て、完全に便器と化した女性たち。
業者によってトイレに運び込まれた彼女らはそこで人間便器としての活動に従事することになりますが、すでに人間的な感情および人格を捨てているので目の前にチンコを差し出されようとも動揺や恥じらいなどは一切なく、無言でひたすらに男性への奉仕を行います。
小便をかけられ、チンコをしゃぶらせられ…
自らの悲惨な境遇を嘆くことも、それについて考えることもせずにただただ黙々と奉仕を続ける人間便器。
利用者の中にはかなりの物好きもいるようで人間便器とセックスする猛者まで現れる始末。
作中世界に住まう男性の性的倒錯っぷりと彼らが持つ人間が持つ業の深さを「これでもか」という程に見せつけてくれていますよ。
便所掃除
選別にて反抗的な態度をとった女性たちは人間便器として男性の幸福のために奉仕する道を絶たれ、人間便器を掃除する役目を与えられます。
…ぶっちゃけこれが作中世界の女性のベストな働き方だと思う。
人間便器の作りの細かさ
個人的に一番驚いたのは本作のエロさでも設定のブッ飛び具合でもなく、人間便器の "便器" 部分のクオリティ。
質感やディテールなど「便器として非常に良く造られている」ので見ていて感心してしまいますよ。
俺は小便用の人間便器が特にお気に入りです。
©ROCKET
トイレにやってきた男性が小便用の人間便器を利用し、当然ながらジョボジョボとオシッコを人間便器の顔面に目掛けて放出するわけですが、その際に流れ落ちたオシッコがしっかりと便器の底に溜まっている様子には感動すら覚えました。
ああいうのを見ると、当時のAV制作会社の確固たる「こだわり」のようなものが感じられて嬉しくなるんですよねぇ。
便器になりきる女優たち
「こだわり」といえばこれを語らないワケにはいきません。
人間便器役の出演女優たちの演技、というよりも徹底した「便器っぷり」です。
出演女優たちは完全に便器になりきっており、カメラが回っている際には自分が利用される(プレイする)番でなくとも常に微動だにせず無表情で、しっかりと便器役を全うしているのです。
©ROCKET
そんなプロ根性には心を打たれましたよ。
便器役をさせたら彼女らに敵う者はいないでしょうね。
このシーンが特にエロい!!
和式便器タイプの人間便器に正常位で挿入するシーンはエロいのなんのって。
女性ではなくただの道具として、性行為ではなくただの性処理として、淡々と行われるピストンに対して思わず切なげかつ控えめな喘ぎ声をあげてしまう和式人間便器の姿を観てめちゃくちゃ興奮しました。…ええ、もちろん抜きましたとも。
正真正銘の人間便器を目撃せよ
中々にアレな作品である『究極の男尊女○の世界シリーズ 人間便器』について紹介しました。
その手の活動家に見つかればクレームが入ること間違いなしながら、気づかれることなく今日まで無事に販売が続けられてきた迷作です。
「どうしてこんな作品を作ろうと思った?」と思わせてくれる興味深い一作で、ヘンテコAV好きには堪らない内容となっています。
当記事を読んだ、そこの物好きなあなた!
この感動(と困惑)を味わってみませんか!?