重要なネタバレがあるのでこちらの記事をお読みになる前に『探名貞人シリーズ 鬼人館殺人事件 第十三話』に目を通すことをお勧めします。
いやぁ、完結しましたね～
前作および前々作とは異なり結構な長編になりましたが如何でしたか？
初作の『白鴉伝説殺人事件』と比べると幾らかではありますが文章力と構成力が上がったのではないかと思っています。
それと２作目の『からくり屋敷の黄色い靴の少女』のときと比べて主人公である貞人のキャラクターも固まってきたのではないかと思っています。
劇中のトリックに関してもこれまでの作品より随分と無理がなくなった気がします。
『白鴉～』なんて糸こんにゃくを使ったトリックがあったぐらいですから(笑)
トリックではないですが『からくり屋敷～』のクライマックスにてカマボコ板のおかげで貞人が一命をとりとめるシーンなんかもありましたね…改めて考えると、我ながらとても拙い展開でした。
個人的には
一番上手く書けた
と言うよりも
一番無難に書けた
『鬼人館殺人事件』ですが、読者様にまぁまぁ楽しんでいただけたのであれば嬉しい限りです。
この『探名貞人シリーズ』はもう少し続けていくつもりなので、気長に温かい目で見守っていただけると幸いです。
それでは次回作(予定)『虐殺者の日記』でお会いしましょう。
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ええっと、もうお気づきのことかと思いますが、先程までのことは嘘です。
そもそも『白鴉伝説殺人事件』って何なんですか…？
そんなことはさておき、次回からは『鬼人館殺人事件』で悲劇の発端となった『対魔忍アサギ PREMIUM BOX』ひいては『対魔忍アサギ』について語っていきたいと思います。