今回紹介する『対魔忍アサギ3』は個人的に対魔忍シリーズ最高傑作だと思っています。
俺がそう思っている理由は後述しますが、とにかく出来が良くてお気に入りの作品なので拙い文章ながらも本作の魅力を少しでも皆さんにお伝えできれば幸いです!
LILITH10周年記念作品として発売された本作。
対魔忍シリーズへの愛を胸に、張り切って紹介していきます!
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対魔忍アサギ3
カガミ氏が作画を担当した女性メインキャラクターが勢揃い(ただし甲河アスカは葵渚氏が担当しています。
それと外伝キャラ故かスネークレディは未登場)したパッケージを見ればわかると思いますが、本作は『対魔忍アサギ』シリーズの集大成とも言うべき作品に仕上がっており、長らく主役を務めてきた最強の対魔忍・井河アサギの物語も本作をもって"一応の"完結を迎えます。
エンディングの中には新たな物語の始まりを示唆するものもあるのでそれにも注目です。
本作は対魔忍アサギの完結編であり、新たな対魔忍シリーズの序章なのです。
物語やキャラクターの関係性を理解するには過去作のプレイが必須
ストーリーの全容を理解するにはこれまでのシリーズ作品をプレイしておく必要があります。
少なくとも各種外伝と『対魔忍ユキカゼ』以外は全てプレイしておいた方が良いでしょう。
「ただ単にピチピチスーツを着たヒロインが犯されるというシチュエーションが好きな人」「ストーリーなんてどうでもよくシンプルにエロ目的・抜き目的な人」であれば本作からプレイしても良いと思います。
内容は安心・安定のいつもの対魔忍パターンなのでそんなに難しく考えず抜くことに集中しても平気です。実用性は抜群な作品なので。
意外!いちゃラブHがあるぞ!
本作ではエロ描写に関してシリーズ中でもかなり珍しい要素が取り入れられています。
それがアサギと浩介によるイチャイチャ純愛セックスです。
©LILITH
ちなみに浩介というのは1作目『対魔忍アサギ』に登場したアサギの恋人・沢木恭介の弟で、兄同様にかなり悲惨な目に合う可哀そうなキャラクターです。(浩介の場合は自業自得感もありますが)
…と言うかアサギと恋仲になった男性って(主にアサギを貶めるための道具として)本当に酷い目に合いますね。後の作品で例外も登場しますが。
それはさておき、アサギと浩介がイチャイチャラブラブするわけですが"純愛"という対魔忍ファンがそれほど関心を示さなそうな要素を扱いながらも、しっかりとエロティックに抜けるように作られているのは素晴らしいです。
さらに言えばこの"純愛"が後の凌辱劇の発端となっているのも巧いと思いました。
凌辱のための所謂"振り"とは言え、イチャラブ要素はかなり新鮮ですね。
これまでのスピンオフ作品も含めた対魔忍シリーズの中でも異例ではないでしょうか?
対魔忍は凌辱されてナンボみたいなところがありますし…。
Hシーンは安定の対魔忍クオリティだぞ!
もちろん本編のHシーンの殆どはこれまで通りに凌辱メインです。
アサギも散々に犯されますし、お馴染みのコンビである"チームさくむら"も登場し、今回も見応えのある犯されっぷりを披露してくれます。
©LILITH
さくらと紫が揃うと見栄えが良いですね。
この2人が強がりを吐いたりしながら犯される様を見るのは最高です。
「対魔忍はこうでなくちゃ」という感じです。
やっぱり対魔忍は "純愛" よりも "凌辱" ですね!
新キャラクターもいるぞ!
凌辱と言えば、本作から登場して案の定犯される新キャラ・甲河アスカにも注目です。
『対魔忍アサギ3』におけるもう1人の主人公とも言うべき両腕両脚を機械化した元・対魔忍で、アサギをはじめとした対魔忍とは別の組織に所属し活動をしている凄腕です。
©LILITH
それにしても良いですねぇ…『対魔忍ユキカゼ』の作画を担当した葵渚氏の描く女の子の表情とぴっちりスーツの質感は堪りません。↑のCGのお尻の張りも凄く良いです。
前髪ぱっつんロングヘアーもこれまでの対魔忍シリーズのキャラクターにはいなかったので斬新です。
アスカにはプレイを進めていくうちに解放される独自のルートである『ASUKA ROUTE』が用意されています。
このルートはその名の通りアスカを主役としたシナリオで、アスカの活躍(と凌辱)はそちらで描かれます。
戦闘シーンもエロシーンもどちらも盛り沢山、非常にボリューミーな内容で得した気分になれますよ。
エロゲーメーカーLILITHの本気だぞ!
本作はLILITHのエロゲーとしては珍しいフルプライス作品なので、対魔忍シリーズの他作品と比較してもかなりのボリュームを誇っています。
アサギが主役を務めるメインシナリオに加えて、低価格抜きゲー1作分と同等か或いはそれ以上の内容を誇るASUKA ROUTEのおかげで非常に満足できる作品です。
更には『対魔忍アサギ』『対魔忍アサギ2』『対魔忍ユキカゼ』のように、後から完全版等のアニメーションを追加した商品が発売されたそれらの作品とは異なり最初からアニメーションが搭載されているという大盤振る舞い。
定価で買っても十二分に元が取れるであろう本作からは、10周年を迎えたLILITHの本気っぷりが伺えます。
歴代女性キャラクターが総登場するぞ!(一部を除く)
そんなLILITH10周年記念作品・対魔忍アサギの集大成である本作には前述したように女性メインキャラクターが総登場しています(沙耶がいないけどそれはしょうがない…)。
©LILITH
『対魔忍ムラサキ』のイングリッドもいますし…
©LILITH
『対魔忍アサギ』からの常連である朧もいます。
本作では彼女に関するあるサプライズが用意されているのですが…ここではあえて語りますまい。
と言っても『対魔忍アサギ 決戦アリーナ』や『対魔忍RPG』をプレイした人であればその辺のことは既にご存じかもしれませんが。
女性メインキャラクターやサプライズと言えばもう1つありました。
なんと本作には『対魔忍アサギ』に登場したとある女性キャラクターが再登場しているうえに、なんとなんとこれまで描かれたことがなかったHシーンまでも収録されています!
ここでネタバレをしてしまうと折角のサプライズが台無しなので答えを発表するのは控えますが、どのキャラクターかヒントを出しておくと、カオス・アリーナで滅茶苦茶にアサギを苛め抜いたあの人です。
©LILITH
画像は『対魔忍アサギ』のもの
さぁ…誰でしょうね。
残念ながらこれ以上ヒントは出せません。
答えが気になる人は本作をプレイしてご自身で確かめてみてください。
登場キャラクター紹介だぞ!
と、まぁ色々と語ったところで例のアレいっておきますか?
そうです。恒例のキャラクター紹介のコーナーです。
井河アサギ
もはやLILITHの顔と言っても過言ではない "最強の対魔忍" アサギ。
珍しくイチャイチャラブラブセックスが描かれ、さらにはその相手である浩介の子を妊娠するがそれこそが悲劇の始まりだった。
酷い目(エロい目)に合うのはいつものことながら、今回ばかりは一部のHシーンで度を超えている感じがしなくもないけど対魔忍だから仕方ないし、LILITH10周年記念作品だから仕方ないのです。
井河さくら
皆さんご存じアサギの妹。
"チームさくむら" の片割れ。
紫とのコンビで活動するも、シリーズ中屈指の実力を持つ傭兵集団・神田旅団に紫ともども捕らえられて酷い目に合う。
アサギ同様にさくらに関しても一部で度を超えた描写があるけれど対魔忍だから仕方ないし、LILITH10周年記念作品だから仕方ないのです
八津紫
皆さんご存じ九郎の妹。
"チームさくむら" の片割れ。
さくらとのコンビで活動するも、シリーズ中屈指の実力を持つ傭兵集団・神田旅団にさくらともども捕らえられて酷い目に合う。
アサギやさくら同様に一部で度を越えた描写が(しかもCG付きで)あるけれど対魔忍だから仕方ないし、LILITH10周年記念作品だから仕方ないのです。
兄である九郎は本作には直接登場しないが、彼は有能過ぎて作劇上の障害となるので仕方ないのです。
朧
毎度お馴染みアサギの宿敵。
本作ではある秘密が明かされる。
どういうわけか1人だけHシーンが少ないが、対魔忍シリーズの1作目から登場していてHシーンは散々描かれているから仕方ないのです。
けれど折角のLILITH10周年記念作品だからもっとHシーンがあってもよかったと思うのです。
イングリッド
他の面子と比べると少しマイナー感がある魔界騎士。
やはりと言うか酷い目に合うが、アサギら対魔忍がもっと酷い目に合うのでイングリッドが劇中で受ける仕打ちはマシな方である…というのはHシーンに関してのことでルートによってはかなり悲惨なことになる。
けれどもそれに関しては対魔忍じゃないけど仕方ないし、LILITH10周年記念作品だから仕方ないのです。
甲河アスカ
新キャラクターであり、本作のもう1人の主人公。
専用の『ASUKA ROUTE』が用意されていたりと新キャラクターながらかなり優遇されている。
専用ルートでは度を越えた描写こそないものの、結局やること(やられること)は殆ど同じ。
一部の戦闘シーンでは結構痛々しい描写が目立つが、Hシーンに関してはアサギやさくら、紫と比べると描写がマイルド。
そんな感じで本作はいくらかアスカに甘い気がしますがLILITH10周年記念作品の主人公格だから仕方ないのです。
沢木浩介
かつてのアサギの恋人・沢木恭介の弟で、アサギに引き取られ育てられていたが、いつしかアサギに対して恋心を抱くようになった。
シリーズ中でアサギを妊娠させた唯一の男であり、本作で彼女が酷い目に合う切っ掛けを作ってしまった屈指の戦犯。
肉玉にされるけれど自業自得だから仕方ないのです。LILITH10周年記念作品でなくても同じような目に合っていたと思うのです。
エドウィン・ブラック
作中最強クラスの吸血鬼であり『対魔忍アサギ』から登場しているアサギの因縁の相手。
最終決戦においてアサギと死闘を演じる。
シリーズ最高傑作だと思うぞ!
・シリーズ中でも珍しい相思相愛和姦Hシーン
・シリーズ定番のハード過ぎる凌辱Hシーン
・魅力的な新キャラクター
・練られたシナリオ・構成
・美麗且つ卑猥なアニメーション
・大満足のボリューム
『対魔忍アサギ3』は対魔忍シリーズ最高傑作だと断言出来ます。
本作をプレイせずに対魔忍を語るなかれ!
思わずそう叫びたくなる程にクオリティの高い作品です。
本記事をご覧になった対魔忍シリーズ経験者でありながら本作未プレイの貴方!
この対魔忍シリーズ最高傑作・至高のエロゲーをプレイしてみては如何かな?
決して損はさせません!!
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