みんなの弟みたいなやつ。AD新田 AV出演。 制作部中途1年目 新田好実
性経験極少ボーイッシュADのドキュメンタリー
業界最大手のAVメーカーであるS O Dが誇る人気コンテンツの一つ『SOD女子社員』シリーズ。同シリーズはSODで働いている(とされる)女性たちが会社のために文字通り身体を張って様々な撮影や企画に挑むというのが主な内容であり、プロの女優が出演しているわけではないという所謂「企画モノ」「素人モノ」の延長線上にあるような作品群です。
そしてこのたびシリーズに新たな人材が加わりました。今回デビューしたのはAVメーカーでの仕事に関してもエッチなアレやコレやに関しても駆け出しであるSOD制作部中途1年目のAD・新田好実さん。彼女はこれまでの女子社員たちとは毛色が違っており、プライベートでの性経験に乏しいという変わり種。
そんな新田さんのデビュー作『みんなの弟みたいなやつ。AD新田 AV出演。 制作部中途1年目 新田好実』はADとAV女優の二足の草鞋を履くことを決意した初心で男っ気のない女の子がカメラの前でのセックスに臨む脚色なしのドキュメンタリーなのですが、これが本当に良作でして…感動のあまりこうして記事を書くことにしたのですよ。
AD新田好実とは?
はじめに本作の主役たる "AD新田" こと新田好実さんについて作品中で語られた経歴や人物像をもとにざっくりと紹介していこうと思います。
好きな食べ物:チョコレート
趣味:バレーボール(ポジションはアタッカーでバレー歴9年)
性格:基本的に慣れるまでは人見知りで静か、慣れてからはうるさい
好きなこと:人の笑顔を観ること
テレビ番組のAD(グルメ番組を担当)として働いていた新田さんはテレビ局での仕事を離れた後に2023年11月にSODに中途入社しました。
AVが好きでSOD専属女優の紗倉まな・小倉由菜・唯井まひろのお三方のファンでありイベントにも顔を出していたそうで、女優ご本人やSOD社員にも認知されていたガチ勢だったそうな。
なんなら入社理由は「憧れの女優に近づきたくて」だったということで、これはもうファンの鑑としか言いようがないですね。
働き者で、ガッツがあって深夜労働もいとわず。
引用:『みんなの弟みたいなやつ。AD新田 AV出演。 制作部中途1年目 新田好実』作中テロップより
一方では、シャイではにかみ屋で男っ気がまったくない。
社内では働き者として知られ、作中では「驚くほどの行動力」もあると称され、その見掛けのボーイッシュさからデビュー作のタイトルにもあるように "みんなの弟のようなやつ" として可愛がられていた一方で「極度のシャイ」とも説明されており、それこそ猥談になると黙るくらいにピュアな女性だとのこと。
それに加えて入社からそれほど経っていなかったこともあり主な業務がご飯の手配や現場のセッティングなど裏側の動きだったことも手伝って、撮影現場でカラミや人の裸を目にする機会も少なかった(+もともとの性経験が少ない)ため男体にも不慣れというAV制作関係者らしからぬ人物で "社内随一のエロど素人" だった新田さん。
そんなエロど素人の女性でありながらもSODで働き、AV制作に関わっていくうちに出演女優の頑張りや皆で一丸となって一つの作品を作るところを見て「出演・制作の双方の気持ちが解かる女優になりたい」と思うようになったことで、経験人数は1人・性交回数は1度だけという処女同然の状態でありながらもデビューを決意したそうです。
AD新田、頑張る
《AD 兼 監督 兼 キャスト もやる新しいAV》をコンセプトに、共同監督・井上ジャパン氏の「新田の成長ドキュメント作にしてはどうか?」というアドバイスと新田さんの「飾らないAVにしたい」という理想のもとに作られた初監督作品にしてAVデビュー作。
本項では駆け出しAV監督・いったんにったと新人AV女優・新田好実の頑張りが存分に発揮された同作の内容について個人の感想を交えつつ語っていこうと思います。
2024年2月29日
この時点ですでに企画が通り撮影が決まっていることもあってか緊張を隠しきれていない様子の新田さんによるインタビューの練習。
インタビュー練習シーンの後、しばらくは企画が通る前やデビューセックスに至るまでの映像(1月末~3月4日まで)が流れます。
2024年2月14日
この日はバレンタインデーらしくチョコ作り…ではなく疑似精子作りとディルドからの発射テストを行います。一連の作業の最中に先輩と戯れたり、テストの一環で人生初の顔射をされる新田さんを見られる(この経験が本番のフィニッシュで活きてくる?)など牧歌的かつ印象的な場面です。
疑似精子作りの現場を収めた一幕とはいえ流石にその製法については一切明かされませんでしたが、やっぱりAVメーカーは疑似精子とか使ってるんだなぁ、としみじみ。まぁ、その辺はユーザーとメーカーの間で暗黙の了解的なあれがあるのだとは思いますし、プロの男優でも出来ないであろうレベルの大量射精を可能にする夢のアイテムなので嫌いではないんですけどね。
2024年2月15日
別項目でも書いたように撮影現場でカラミや人の裸を目にする機会も少なかった新田さんは井上監督の計らい&男優の協力によってチンコに慣れるための練習をすることに。
男優のチンコを見て・触れ・匂いを嗅ぎ・手コキをし、最終的には射精させることに成功します。この経験を経て新田さんの表情にほんの少しだけ自信が見てとれるようになったのが良かったです。
私事ですが、このシーンで男優をぎこちないながらも一生懸命に手コキし射精へと導いた際に発せられた「めっちゃすごい、なんか、めちゃすごい」がお気に入りです。やや興奮気味に「めっちゃ」と「すごい」ばかり言うのも、めっちゃ初々しくてすごい可愛いので是非ともチェックしてみてください。
2024年2月17日
テストシュート(本番の準備撮りのことらしい)として人生2回目のセックスをカメラの前で披露する新田さん。このとき撮影されたのは本来であれば製品には収録されることのないテスト映像に過ぎなかったそうですが、新田さんの強い意向で収録されたそうです。英断!!
プロ中のプロであるSOD専属女優らと比べて良い意味で洗練されていないお腹周りの肉付きが生々しくてエロティック。男優に触れられるたびに見せる期待と不安と緊張の入り混じった表情も非常にそそります。
一通りの前戯を終えていざ挿入となった際に顔をしかめる様子を観ていると、性経験がほとんどないというのが話題作りのためのデタラメでも嘘偽りでもないことが解ります。
大袈裟に喘ぐこともビシャビシャと潮を吹くこともなく、正常位→後背位→寝バック→騎乗位→正常位と基本的な体位を披露しただけで物足りなさがある…なんてことはなく、これが不思議とエロくて抜けるんですよ。プロのAV女優ではありえない在りのままの表情やリアクションの成せるものか、あるいは性経験に乏しい素人女性のセックスを覗き見るような背徳感からくるものなのか、自分でもよくわからないけどとにかく抜けるんです。
フィニッシュが顔射なのも疑似精子作りとディルドからの発射テストからの伏線回収的な意味合いが感じられて良かったです。本番撮影の事後のインタビューで、そこはかとなく訛った喋り方をするのも愛らしくてグッドですね。
井上監督はテロップにて "新田は想像以上にエロくなかった" とコメントしていましたが、とんでもない。映像としてはエロエロでしたよ。
しかしながら井上監督はこの撮影を通して新田さんの熱意に惹かれ "新田好実という女性の成長を見届けたい" ともコメントしており、この日を境にこれまで以上に彼女に協力することを決めたそうです。
2024年2月19日
定例企画会議にてテストシュートの映像を同僚らに公開する新田さん。これは別に羞恥プレイなどではなく、大真面目な仕事であるということは参加者各々の態度を見ればすぐに解かりますね。
この企画会議において(商品として販売されている以上は当たり前ですが)無事に新田さんの企画は通り、自身の初監督・初出演作品としてラインナップされることが正式に決定されたのでした。
2024年2月22日
大道具制作に精を出していた新田さんは「もっとエロ度をあげるトレーニングが必要だ」と判断した井上監督の指示により急遽フェラトレーニングをすることに。
クリアータイプのディルドを使って照れくさそうにしつつも真面目にフェラの練習に打ち込む姿は観る者の心を打つこと請け合い。この一連のシーンには頑張り屋である新田好実という女性の魅力が詰まっていますよ。
ほんの一時ではありますが、新田さんによる主観疑似フェラ映像を拝めるのもありがたい限りです。そのうち新田さんの監督・出演する全編主観視点の作品とかも作って欲しいですね。
2024年3月4日
AV女優としての初セックスを翌日に控え、自宅アパートでのオナニー日記の撮影を行います。
そもそも "オナニー日記" ってなんだよ?と思った人もいると思いますが、オナニー日記はオナニー日記でそれ以上でも以下でもないです。
2024年3月5日
ついにAV女優としてのデビューセックス。新田さんの人生史上で3回目のセックスです。
撮影現場にSOD女子社員らしくスーツ姿で登場した新田さん。テストシュートとは異なる大勢の撮影スタッフの前でのカラミを目前に控えながらも、新田さんの表情は自信と決意に満ちているように見えます。
しかし、その自信も決意も、監督や先輩ADをはじめとした同僚たちの力添えがあってこそのものなのでしょう。撮影前に先輩ADが緊張をほぐしてくれたり、井上監督が現場での撮影開始・終了の指示を新田さんに委任したりと周囲との信頼関係が伺えます。
監督・いったんにったの「よーい、スタート」から始まったAV女優・新田好実の撮影、結論から言ってその内容はとても素晴らしいものでした。
男優とのエッチな対話からキス、愛撫、フェラと進んでいきデビュー初セックスらしくまずは正常位で挿入。挿入に際しては相変わらず顔をしかめてはいますが、その慣れてない感じ、少女のような初々しさはガチで性経験のほとんどない新田さんにしか出せないリアクションと言っても過言ではないでしょう。
テストシュートと同様に喘ぎ声は控えめだし派手な体位もやらない(それどころかテストシュートよりも体位が少ない)けれど、やっぱり不思議とエロく感じるし抜けるんですよね。フィニッシュが本作お約束の顔射だったのも良し。
ここに至るまでの頑張りを見ているということもあって応援しながら抜きました…っていうか、AV女優を応援しつつオナニーをしたのは初めてです。
それにしてもデビューセックスを小細工なしに、ここまで魅せることができるのは素晴らしいです。個人的には「飾らないAVにしたい」という新田さんの目標はこのチャプターで達成されたと言えるのではないかと思います。
自身がカットを宣言し撮影を終えた際の新田さんの満足げな顔、そしてスタッフ一同の拍手と「お疲れ」の言葉、先輩ADからの抱擁には何とも言えない爽やかさがありました。同僚たちから愛されているということがこれ以上ないくらいに伝わってくる一幕でしたよ。
2024年3月8日
デビュー作の最後を飾るセックスは井上監督が新田さんの素の状態を狙うために独断で決めたハメ撮り。新田さんにとっては4回目のセックスです。
撮影スタッフが大勢いると緊張感によって新田さんにセックスを楽しむ余裕がなくなってしまっているという井上監督の判断と指示のもと、素のセックスの表情をカメラに収めるべく、SOD本社の屋上にある個室で男優と2人っきりでのハメ撮りを決行。
ハメ撮りであることを除いてこれまでの2本番と同じく飾り気のないシンプル内容ですが、井上監督の思惑が当たったのか新田さんが表情豊かにセックスを楽しむ姿がを観ることができます。
男優の「気持ち良くなってきた」という発言を受けてニコニコと嬉しそうにする新田さんはまさしくキュート。きっと褒められて伸びるタイプですね。
ラストは口元への顔射…というよりはぶっかけでフィニッシュなのですが、その際に精液の一部が口に入るのが卑猥で良いです。やっぱりそのうちゴックンとかもやるのでしょうか?これはもう期待せざるを得ませんね。
デビュー作の締めくくりなだけあってシンプルな構成ながらも見応えのあるチャプターとなっております。最初から最後まで楽しめたし、ここまでのセックスと同様に抜けました。それにしても救急車が通るのが事後で良かった。
業界屈指の逸材かも?
SOD専属女優に憧れ、彼女らに近づくためにSODに入社し、そこで働くうちに女優・スタッフ一同が1つの作品に込める想いを知り、出演・制作の双方の気持ちが解かる女優になろうとAVデビューを決意した新田好実という女性の行動力は尊敬に値します。
AVを愛し、自ら動き、妥協を許さない真摯な姿勢はAV監督として
AV女優をリスペクトし、その背を追い、視聴者の期待に応えようとする姿勢はAV女優として
それぞれの分野で大成するのに必要不可欠だと思います。
ましてや新田さんは井上監督の支えもあったとはいえ、新人でありながらも監督と女優の両方の役割を見事に務めあげたのです。
AVと女優への溢れんばかりの愛と敬意を持つ新田好実さん。もしかしたら昨今のAV業界において屈指の逸材なのかもしれません。
"SOD女子社員 新田好実をもっと追ってみたいと思った"
"新田の成長記録はまだ続いて行くと思う"
本作の終盤で井上監督はそうコメントしていましたが、これはもう同感というほかないです。
新田さんのさらなる成長と活躍に期待したいですね!!